社長挨拶 MESSAGE
協合産業は2005年創業以来、農業用ビニール(農ビ)、マルチシート、肥料袋、育苗箱といった農業用資材の廃棄物のリサイクル事業を手掛けして、農業用廃プラスチックをペレット化する技術でリサイクル事業を確立してきました。
かつての日本の農業用廃プラスチック処理は単純焼却や埋め立て以外、中国や東南アジア諸国に輸出することが一般的です。
しかし、2017年以降、中国の廃プラスチックの全面輸入禁止措置が始まり、東南アジア諸国も次々と廃プラの輸入基準を厳格化しており、日本の廃プラスチックの行き場が無くなり、廃プラを国内で資源循環する仕組みを考える必要に迫られています。
ただ、農業用廃プラスチックを原料としたペレットは品質に劣るというのが通説であり、事業として成功させるのが難しいという側面がありました。
そういった中、私たちは10年以上前から、不可能と言われていた農業用廃プラスチックのリサイクル確立に取り組み、それが実を結び、低コストで高品質なペレットへの再生を実現、さらに、事業として十分な収益性を確保することに成功しました。
こうした「リサイクルの輪」が広がり、次世代の子供たちに資源をバトンタッチしていくことができれば、これ以上の喜びはありません。
引き続き、賜わぬ経営努力により、企業活動を通じて循環型社会の構築、豊かな未来の創造に貢献して参ります。